デザイン名刺は用紙にもこだわろう

一般的なビジネス名刺や商業名刺に比べると、持つ人の個性や理念、時には嗜好までもが透けて見えるデザイン名刺。その生かし方によっては、新たなビジネスチャンスや出会いのきっかけが生まれる可能性もあります。スタンダードで無難な形を選択せず、せっかく徹底的にデザイン名刺にこだわるのなら、レイアウトやカラーリングなどの意匠だけではなく、それを印刷する用紙にもこだわってみたいところですね。同じデザインの名刺でも、実はプリントする台紙によって、その印象は大きく変わってきます。現在は実に様々な紙が開発・販売されていますから、同業他社やライバルに差をつける個性的な名刺を作成するには、台紙の選択も重要な課題のひとつと言えるでしょう。同じ紙でも、厚さひとつで受け取ったときのイメージが変わることさえありますので、ここはひとつ慎重に吟味したいものです。

無限の可能性を秘めた多彩な用紙の世界

用紙にこだわると言っても、一般の方はどんな用紙があるのかをすぐに想像するのは非常に困難でしょう。手始めに解りやすいところから説明すると、市販の印刷用紙にもツルツルとした光沢のあるもの、光沢のないもの、そして布のようなマットな手触りを持つものなど、色々な種類があるのは何となくお分かり頂けますね。そのほかにも、名刺に使用されるメジャーな用紙類としては、日本を代表する伝統的な和紙、色のついた上質紙、細かい繊維を織り込んだ特殊紙など、数えきれないほどの種類があります。近頃は印刷会社がメーカーと共同開発で新しい用紙を開発するケースもありますので、用紙の世界は今もなお広がり続けていると言ってもいいでしょう。その中でも、名刺印刷に適したものと適さないものもありますし、たいていの紙は数種類の色数を持っているものですから、色々見てみたい方は、メーカーや印刷会社の紙見本を取り寄せてみることをおすすめします。

無類の個性を発揮する特殊素材の用紙

一般的な用紙にも数種類の手触り、インクの乗り具合、厚さなど、選択できる要素はいくらでもあります。そこに特殊紙が加わるだけでも、デザイン名刺が表現できる個性の幅はぐんと広がるわけですが、さらに特殊な素材を使用することによって、無類の個性を発揮する例も見られるようになってきました。メジャーなところでは、木材を使用した名刺や、アルミを使用した金属プレートの名刺、布を使用した柔らかい名刺や、プラスチック素材を使用したスケルトンの名刺などがあります。どれもが卓越した存在感を放つ個性的な名刺になることは間違いありませんが、デザインとの兼ね合いを見て、より適した素材を選ばなければ、せっかくの個性を潰してしまう可能性もありますから、バランスをよく考えて用紙を選択してください。とことんオリジナルにこだわり抜いたデザイン名刺が完成すれば、ビジネスシーンを切り開く無限の可能性を秘めたアイテムになりそうですね。